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Category: 雑記

ポスターだけは描きました

明日スパコミのサークル情報です。予告通り、新刊はありません。既刊3冊(「逆風に咲く 上巻」「逆風に咲く 中巻」「女王の鳴き鳥と盲目の勇者 総集編」)を持っていきます。

スペースは 東5ホール そ16a niche です。

あと、ポスターはなんとか描きました。華やかなポスター向けの絵は全然描けないのでいつも通り遠目に目立たないやつです。ビヨンド後の二人が期間限定で共同生活してたりして紫苑だけ舞い上がってあたふたしているところが見たくて描きました。ネズミはノーネクタイでも大丈夫なのでネクタイを渡してあげようとしていますが、色合いがおかしい。ネズミは意地悪で頑固なくせに顔だけ美しいという感じがわりと好きです。紫苑も最初はネズミに憧れとか執着とかあるのにだんだんどうでもよくなってきて顔が好きだからまあいいやってなってるドライな感じとかも好きかもしれません。ビヨンド二次創作は難しいので割り切ってこんくらいドライな普通のBLっぽい関係も描いてみたいなあ…などと思いながら描きましたが、デッサンとか相変わらず下手なうえに色塗りどころかペン入れから飽きてるダメな絵の好例。

20140503

はい。イベントの話に戻すと、話しかけて頂いたりは全然OKというかむしろ嬉しいです。朝は疲れ気味の顔をしているかもしれませんが、イベントでいつも疲れが吹っ飛びますので、みなさんにお会いできることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。(ぺこり)

スパコミ新刊ありません…

  • 2014/04/30 12:27
  • Category:雑記

お久しぶりのうえにまた新刊できなかったお知らせですみません。間に合いませんでした……。身が極限まで縮んでいます。今なんとかポスターだけでも新しいの描こうと思って悪あがきしているところです。世間はそろそろGWっぽい感じですがカレンダー通り出勤しています……人生の手際が悪い……。

このような状態であるにも関わらず、ポチポチ拍手や、拍手だけでなく感想のコメントまで頂いてしまい、しみじみ泣きそうになりました。逆風の下巻に手をつけようと思って3月に出した中巻を読み返していた際、自分の文章なのに読みづらい部分が多くて、やたら説教くさい感じのところもあり、肝心の主人公たちの心の動きもうまく表現できておらず、反省点ばかり次々に出てきてしかもあとがきに致命的な誤字あるしもうダメだ、私はもう書けないとか甘えたことをですね、延々繰り返し考えて思い詰めていたら最終的に死んでしまいたいブーム(※軽く書いてしまっていますが軽く書かないと自分が居た堪れないやつで、死を軽く扱う意図はないです)が来てわりとめんどくさいことになったわけですが、感想のコメントを頂いたのがちょうどその頃で、しかも、読んで思ったことを丁寧に伝えようとして下さったのだと思い、だから泣きそうになったというより正直泣きました。すごく救われました、ありがとうございました。

そういえば今から10年近くも前に、本の感想を下さった方に同じような感謝の思いを伝えたところ、「作者に感謝されるために感想を書いたのではない」という意味のことを言われたのを今でもたびたび思い出します。つまり、頂いた感想についてはさっさと次を書けという激励として受け取るべきだと重々反省している次第ですが、やはり、自分の感覚としては「読んでもらえた」という事実だけで嬉しく、お叱りも含めてまずは感謝を伝えたくなってしまいます。もちろん、引き続きがんばります、という思いもあります。新刊を出すスピードは遅くなってしまいましたし、クオリティも自分で泣きそうな感じではありますが、少なくとも続き物は完結までもっていくつもりです。

という、真面目な話もしたかったのですが、先日カラオケでこれを見て思わず吹き出した話もしたいわけです。

カラオケ

最近カラオケに行く暇もあまりなかったので、全然知りませんでした。マオの民って書いてあるよ……みたいな。すごい、NO.6もメジャーになったなホロリ……みたいな。作詞があさのあつこ御大です。大地真央のほうじゃないところに謎の心意気を感じました。

あと、3月のイベントでいつもお世話になっている印刷所さんが、おせんべいに絵をプリントするサービスを始めた、ということで、私の前回の新刊の表紙(カバーではなく文庫本の表紙部分)を試しにプリントして下さったそうなのですが、これもまたいい具合に笑いを誘うおせんべいだと思うので貼っておきます。

プリントせんべい

おせんべいに自分のペンネームと本のタイトルが載っているという恥ずかしさ、なんともいえない食べにくさ。印刷所の方が「線数が多くてあんまりキレイに出なかったんですが……」と恐縮して下さっているのがまたなんともあったかい感じで、ほんわかして、楽しませて頂きました。

面白すぎて今もまだ食べられずにいます。

HARUお疲れ様でした

  • 2014/03/18 23:26
  • Category:雑記

お礼日記が遅くなってしまいましたが、どなたさまもお疲れ様でした。終日穏やかな気候で過ごしやすかったです。お立ち寄りくださったみなさま、ありがとうございました。久しぶりにお話しできた方もいて楽しかったです。また、カバー巻き作業のためにスケブをお断りしてしまったこと、申し訳ありませんでした。別の機会がありましたらぜひリベンジさせてくださいませ。

そう、カバーといえば、前日に配送されないかも…と心配していた通り、仕事中に宅配便屋さんから電話があって「お届けできません」と言われて大変めんどくさいことになってました。仕事中だけど電話で交渉してなんとか前の住所近くの配送センターに留め置いてもらうことになり、しかしIT関係の仕事してるのに自分の携帯は二つ折りのガラケーで、配送センターの地図を探そうにも小さい画像しか出て来ず、たまたま私のつぶやきを見てたMっさんが手伝ってくれることになってiPhoneから画像を送ってくれたんだけどガラケーだと画像形式が合わなくて確認できず、Mっさんが気を利かせて文章で(○○交差点を左に~みたいな感じ)送り直してくれて、仕事を抜けて電車で配送センターまでなんとかたどり着いて剥き出しのダンボールを抱えてまた電車で帰るという、ややこしいけどガラケーが全部悪いんじゃね? みたいな事態を経て、なんとか無事カバーを巻いて本を出せた、ということです。(一応ガラケーを庇っておきますと、私はほぼ電話用途にしか携帯を使わないのでこれで十分で、ゲームやネット閲覧はiPod touch)

そしてカバー巻きたてほやほやの状態だと、ちょっと紙がたわんでいて扱いにくそうに見えて、何度か本をお渡ししながら小声で「大丈夫かな…」と思わずつぶやいてしまったりしました……なにかもし誤解を招くような感じになっていたらすみません、思ったことが思わず口から出てしまうことがあり……べろんってなったりしないか心配でした。重い物の下敷きにするか、本棚に挟むかしておくと馴染んでくるはずです。在庫は見事にぺったんこです。4時間弱カバーを巻き続けた指もぺったんこです。(割増料金で時間を買うという大人の対応をした場合、こういう作業で節約しようとしてこんなことになりがちです)

それはともかくとして、無事に新刊も発行できてほっとしており、オフラインページを更新しました。この機会に自家通販もちょっと入金方法を変えさせて頂こうと思い、調整中です。もし通販でほしいという方がいらっしゃったら、今しばらくお待ちください。

次のイベント参加は5月のスパコミ予定です。できれば逆風を完結させたいなーと思って恐る恐る新刊を読み返してギャーと叫んでいる次第です。最後のほう推敲する時間も惜しんだのでほんとなんか、いつもにも増して読みづらくてすみません。素書きだとやっぱりとくに会話文のテンポがおかしい……自分で作った年表と設定と小ネタとプロットを見直して、最後の詰めは悔いのないようにしたいと思っています。いつもながら、ご意見・ご感想など頂けるとありがたいです。

そういえば最近キル・ビルを初めて見ました。「斬リタイネズミガイルカラァ」がおもしろすぎて真似してしまいます。でっかいネズミらしい。タランティーノはなにもかもお洒落でいいですね。飛行機で堂々と日本刀を持ち歩いていても他の乗客もみんな日本刀持ちこんでるから問題ない。あの発想がたまりませんね。パルプフィクションも好きですがヴィンセントとジュールスに出来上がってほしい派なので若干アレです。私ももうNO.6の政治とか置いといてヤッチマイナァ!って全部爆発して紫苑とネズミが出来上がればいいのになぁと思います。

HARU続き物の新刊出ます

  • 2014/03/07 20:54
  • Category:雑記

ずっと潜って書いてました。最初は漫画(※イヴのエロ本)にするつもりだったんだけども、意外とネームが膨らんだので物理的に無理(※自宅のデスクトップPCの前に座れる時間を算出・試算した結果)ってなって、小説なら時間を取りやすい(※ノートPCで書ける、持ち歩ける)と思った結果どっちにしろって感じの地獄を見ましたが、とりあえず入稿はしました。今からカバー描きます。※が多い文章読むのめんどくさいですね……。

それで、大変申し訳ないのですが、今回も完結できず「中巻」という扱いになります。ぶっちゃけ原作の、1巻丸ごと使っても数時間しか進んでないのなんなの……とかリアルタイムに追いかけてたときは愚痴ってたこともありますが、今回の中巻、作中で一晩しか経ってないですほんと原作に文句言ってた頃の私を鈍器でぶん殴りたいです。でもまあ一晩でなんらかの葛藤は解決に向かったような……気がします。あと、最後のほう、キャラが眠いとか腹減ったばっかり言ってるのは完全に書き手の思いが反映されてしまいました。いい年こいて27時間連続作業してはいけないです。部屋の明るさが半分くらいになってて、何度も目をこすりました。死にかけてるキャラがドラマティックに周りが見えなくなるの本当だと思いました。とはいえ、本文は入稿したけど今からカバーを描くので、これが間に合ったら発行となります。カバーができたらまた連絡しにきます。

これだけ書いておかなきゃ、と思って日記を開いたことを今思い出したので書きます。NO.6コミックス版の最終巻、9巻なわけですけど、Amazonとかで見ると、

NO.6 9

になってて、卑猥な妄想しか浮かんでこないんですよね。心がきたないなあ。というよりエロに飢えてますね明らかに。自分の書いてるやつのなかで是非チョメチョメして頂きたいと思ったんですけどふたりとも戦争と平和で頭がいっぱいで、ドストエフスキーかお前らっていう、扱いにくかった……特にネズミがすごく受け身な考え方するので、ネズミの心情描写がいつになくめんどくさかったです。めんどくさい受けが好きだし仕方ない……。ドストエフスキーだったら100ページ延々キャラが脳内で考えたこと書いても問題ない(※ないの?)んですけど、残念ながらあさのあつこ先生作NO.6の、残念ながら同人誌であり、私のクソな腕前では如何ともしがたかったです。

紫苑のパパは女好きだけど女が苦手っていうのが萌えると思って急遽その設定を入れられたことだけ自分にGJと思いながら今日は酒を飲みます……。

通販のお知らせ+近況

  • 2014/02/07 17:29
  • Category:雑記

自家通販のお知らせです。年が明けてから入金のご連絡を頂いた方には、昨日夜遅くに発送しました。クロネコメール便です。2~3日経っても届かない、あるいは、届いた内容に不備があった場合は、お手数ですがメール・拍手にてお問い合わせください。

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さて、新年のご挨拶もままならないまま、日記のようなものを書いてしまいますが、年明けからは少しだけ生活が落ち着いてきて、いや多分慣れもあるのだろうが、2013年に感じていた激動感みたいなものがそこそこ消えてきたので、2013年以前と同じように本をたくさん読む毎日になりました。どっちにしろ同人に手を出せていない点では、申し訳なくも思う次第ですが、また引きこもっている間に拍手からメッセージを頂くなどして、私は私のできることしか結局できないし、待って下さる方のなかには、遅くてもちゃんと待って下さる方がいらっしゃるんだな、と、いい意味で開き直りつつあります。その流れでおっかなびっくり、HARUコミは申し込みました。申し込んだと思ったらあっという間にスペース通知がきました。落ち着いてきたとはいっても、時間が流れるのは早いなあと思います。リハビリというか、まだ小説に手をつけられない感じなので、冬コミ後にちょっと考えた、イヴが出てくる幻想エロ漫画を描こうかなと思っています。描けたとしても短いのになりそう……。

そういえば、「WEB本の雑誌」っていうサイトがあって、そこで「作家の読書道」という連載があってわりとよく読んでいるんですが、久しぶりにあさの先生のインタビュー記事を読み返してるとき、『1冊の本を読んで、一人の人間が強烈に浮き上がってくるような、この人はこの物語の中にしかいない、と思わせるような人物が好きなんです』という部分を読んだ瞬間、そうだよなあ、と妙に深く納得しました。うん、そう、ネズミはとくにそういうタイプのキャラクターなんだろうなぁ。ビヨンドの紫苑もそんな感じですけど。インタビューのときはバッテリーの巧くんが例に挙がっていました。写実というか、人間そのものをなるだけ忠実に書いて文学になる作品もあれば、あさの先生みたいに、とても現実にはいそうもないけれど物語のなかでは個性が光るような人物を描き出して、どちらかといえばエンターテイメントに寄せる作品もある、ということを、なんだか新鮮なことのように思いました。

私は昔から、たとえ同人誌でも人間を書く以上は、あまりにもリアルとかけ離れたものはいやだな、とか、まあそのくせやおい穴は肯定してると自分でも思うのでその時点でっていうか、ホモっていう時点でお前どうかしてるよ、っていうツッコミは置いておいて、でも「現実」をどうにか残しておきたい、という感覚はあったのですが、逆にNO.6原作はそこを割り切っているからこそ紫苑やネズミというキャラクターの魅力が際立ってくるのか、と思うと、目からぺらっぺらのウロコが剥がれる気分です。私の人生がそもそもぺらっぺらなので、ウロコもぺらっぺらです。いつでも剥がれます。(←自慢するところじゃない)

あとはまた、最近読んだ本ですが、角川書店が脅威の電子書籍70%オフセールをしてくれたので、昨年買ってからしばらく寝かせてたKindleを、ここぞとばかり引っ張りだしてきて買いまくりました。前々から気になってた「聖なる黒夜」(柴田よしき)は、評判通りのBLっぷりで、あっという間に読んでしまった。ただ、あんまり主人公陣が好みではなかったのと(脇役の田村が好きな私である……)、女性キャラがなんだろう、どれもなんていうか「古い時代から見たニューエイジ」みたいな感じで、それほど合わなかったので、ホモいいなあ、で終わってしまった。NO.6全巻合わせたより多いくらいのそこそこ分厚い本ですが、NO.6のほうが好きです。私は年に何回この台詞言うつもりなのか。あと、角川ホラー文庫のホラーじゃない系のやつ(わけ分からんこと言ってますが、角川ホラー文庫は人を本気で怖がらせようとしてる作品と、ちょっと不思議で幻想的な、たとえば世にも奇妙な物語のほっこりいい話系の作品が混ざっている)を何冊か買って、恒川光太郎という作家にハマりつつあります。「南の子供が夜いくところ」タイトルからして好み。小林泰三も面白かったです。怖いとか、気持ち悪さに頼ってしまうと、ずっとそればっかりやらないと芸がないみたいになりそうだけど、小林泰三は作品ごとに全然テイストが違うのもすごいです。あとは漫画で、普通に福本伸行の「銀と金」が面白かったとか言ってます。300億ほしいし。3億でもいいからほしい。欲のかたまりやないか。欲といえば欲のまったくない枯れた探偵が出てくる「一角獣をさがせ!」がファンタジー系では最近一番よかったかもしれません。主人公の探偵は異世界に連れて行かれても一貫してダメ人間で、基本的にクズで、武器とか持っても全然使わずに舌先三寸で魔王を退けてしまうけど、戦ってるときもその後も延々ずっとダメ人間である、というのが気に入りました。

これから読もうと思っているのは、例のビヨンド本の続きを5月ごろには書きたいので、ディストピアまみれにしようと思ってて、「最後の物たちの国で」(オースター)とか「ザ・ロード」(マッカーシー)を手もとに置いてあります。「アフリカレポート」っていうのも読んでいます。物心ついたときから本ばかり読んでいて、大人になっても漫画ばかり読んでいて、読書は癖のようなものかもなあと思ったりします。もっと、書くことが癖になるまで追及したら、なにか分かるかもしれない、とぼんやり思ってはいるけど、言い訳のように、時間がない、と思っています。あと、人生にギャグ成分がないと落ち込みが加速するので、ハトよめを全力で読み返し、「イケメンスープレックス!」と突然叫んで笑い出したりしています。ギャグとホラーはかなり近いところにある。

冬コミお疲れ様でした!

  • 2013/12/30 20:25
  • Category:雑記

冬コミどなたさまもお疲れさまでした。私は事前のお知らせはほとんどできませんでしたが、お知らせから当日までどっぷりおまる系さんにお世話になり、既刊を1種だけ委託で置かせて頂きました。お立ち寄り下さったみなさまをはじめ、おまるさんには今年も来年も頭が上がりません。ありがとうございました。

当日は風向きが午前中に変わったみたいで、座りっぱなしでも例年ほど寒くなく、またあたたかいお声をかけて頂いたり、本のオマケで頂いたホッカイロを活用したりして、風邪をひくことなく帰路につくことができました。前日に忘年会があって当日朝までゲロ吐いててもなんとかなる、ということを学んでしまった冬コミです。というか、今年は夏も冬も事前に体調悪くなりすぎだろ、と自分につっこまずにはいられない……。

今後の活動ですが、休止はしないということだけ(今現在、実質休止状態だろとも思うのですけども…)、素晴らしい戦利品を堪能しながら考えています。やっぱりもう紫ネはライフワークなんだろうと思います。周囲には子どもを生んで着々と生物学的に正しい年のとり方をしている友人たちが増えてきたなか、二次元の人たちがライフワークだと堂々と言い切れるくらいにはあさの先生の奴隷です。くそっ!(←嬉しそう)HARUで続きを出せたらいいな、と思いつつ、でもちょっと、なんかイヴの幻想エロネタが思った以上に人気だったことを(嫌われ方も激しいと思いますがそういうのは気にしてたら私みたいなのはすぐ死ぬ)考え、漫画のリハビリ的にイヴのお伽話てきなエロい話も描いてみたいなとか思っています。女装だけでもエロいのに蛇とか花とかいろいろディティールが凝ってるからなぁ…。原作勝手デザインとアニメ版のイヴ・ネズミ・紫苑それぞれ6Pとかわけ分からなくていいなとか妄想することもあります。収集つかない。ちなみに原作ネズミが最弱っていうか最受けだと思っており、原作ネズミがアニメ版イヴに犯されるの至高、とかよく考えているので私のエロは破綻している。

などと言っている間に、二人の出会った日にぷろく3が開催された記念すべき2013年も終わってしまうわけですね…ううやっぱり淋しいなあ。次は4年後か。ライフワークなので様々なものを勝手に燃料にしていくしかないと思っています。まずはコミカライズ版の最終巻が気になる…。

ではではみなさま良いお年を…!
2014年のnicheも(なにかのついでに)よろしくお願いします!

励まされると嬉しいものですね…

  • 2013/12/20 19:44
  • Category:雑記

気が弱るとかまってちゃん化するのはどうなのか…と自分で恥ずかしくなりつつも、日記を書けずにいたあいだに、複数の方から拍手コメントを頂き、その都度ちょっと涙ぐむほど励まされていました。それでもすぐにはお返事できず、時間がずいぶん空いてしまってすみませんでした。ご質問というよりは単純に励まして下さったように思いましたので、個別のお返事ではなく、この場で皆様に感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます。

少なくとも複数の方が、私みたいなアホの作品を楽しみにして下さっているのだと、身にしみて分かりました。イベントでお声掛け頂くときもそうですが、自分に自信がないためかいつも半信半疑で、あと読み返してもあらが目立つばっかりで、下手くそだなあと思い、自分で自分を信じきることがなかなか難しい、と思ってました。なのでここ数ヶ月、同人から少し離れて、励ましのメッセージを繰り返し読みながら、いろいろ反省した機会を、無駄にしたくないなとも思います。

自信、というと一つ思い出すのは、「自信がない」のではなく、単に実力がないだけなのだったら、素直に「実力がない」という言葉を使うべきだ、という、なにか詳細は覚えてないけど啓発系の言葉です。あとは、これも聞いた言葉ですが、「時計のねじを巻くのに勇気も自信も要らないだろう」とか。要するに「自信がない」と言っているあいだは、つまり、その程度、なのだろうなと、自分でも大いに反省するところではありました。ここは謙虚を美徳と重んじる日本なので、「自信がない」と言い出す人ほどそれは見かけだけで実は傲慢だったりとか、そんなケースもないではないですが(むしろわりと見かけるけど)、素直に「自信がないなあ…」と落ち込んでいるときでも、なんか必死で手を動かすと、そのうち、きっと、怯えていたことも結局は時計のねじを巻くようなことに過ぎなかったと、すかっと突き抜ける瞬間があるのかもしれません。

実力がない、というのは、別に悪いことではないし、自信のような喪失するとめんどくさいあやふやなものより、実力を正しく見積もって、努力する、というのが、真面目というか、唯一の失敗しないやり方なのかも、と思ったり。そこら辺で心底不真面目な私は心底面倒になって商業BLを読み始めたりするわけで、つまり人生は難しいですね。頂いたコメントにもあったのですが、「なにもかもうまくいかない時期」って、やっぱりなにもかも難しく感じるみたいです。私、いったい昔どうやってあの長い小説(※箱庭のライラック、という医療パニック系パラレルです)書いたのかなと、まあそれは今もまったく思い出せない。

それで、転職や引っ越し、その他諸々、人生の転機が大きいのも小さいのも今年はいろいろあって、そこで無理するかしないか、無理してでも掴みたいのはどれか、選択をたくさん迫られた2013年だったなと今さらよくふり返ります。モンハン4はそろそろ300時間に到達しそうです。(えっ)

という、近況報告でした。冬コミは、友人(おまるさん)のところに既刊(総集編)のみ委託をお願いできることになりそうなので、こっそり遊びに行こうと思います。イベントでパワーをたくさんもらって、来年は、もうぜひとも、逆風の続きを書きたいと、レアメタルと発展途上国の移民問題の資料を集めて読んでいます。休止っぽい状態でしたが、休止や停止が万が一あるとしても、せめて自分で書き始めたものは完結させてから去りたいと思いますので、どうぞ気長に……見守ってください……。

メッセージを寄せて下さった皆様、本当にありがとうございました。


P.S. 上のねじを巻くような意味がよくわからないけどちょっといい話こそ小説で書くべきだったのではアッー!

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