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原稿中…

  • 2013/02/27 00:37
  • Category:雑記

大慌てで原稿を進めています。でも終わるか終わらないか……ちょっと自信がありません。(自信があったことなんか今まであるのか?)

年末くらいからbeyondの話を書きたくて、資料をたくさん読んで、主要登場人物+都市の年表まで作ったのに、いざ書く段階になったら別の作業に押されたのもあって進捗がいまいち……。書きたいことがありすぎると逆に進まないってコレだな、と思います。あと、三十路手前くらいのネズミに無精ひげを生やしていいかどうかで小一時間とか悩みすぎです。個人的にひげの男性はたいへん可愛らしいと思うほうなので、受けの人がひげとか大好物なんですけど、「べっぴんさん」であるところのネズミにひげというのは、お釈迦様的なものに申し訳なく、お天道様的なものにも顔向けできない気がする。(そしてバールのようなもので殴られる)

ひげという観点なら、紫苑さんに生えてたほうが嬉しいかもしれない、とさらに一時間くらい経ってから気づきました。紫苑さんはひげも白いんだろうか? アニメくらいの勢いで眉毛まで白くなってたらひげも当然白いと思うんですけど、もしひげが黒とか茶色だったら元プロ野球選手の清原氏の色調を逆にしたみたいになるのか? それはそれでメカっぽくてかっこいいような気もしてきました。私の「かっこいい」の基準絶対おかしいな……。

そういえば先日、知人の家に遊びに行ったら、その方のお宅というのがインテリア雑誌にも載ったことあるみたいな、すごいオシャレな家で、でもこれなんか見たことある気がする……と思ってよくよく考えたら、「白夜の卵」っていう本で自分が書いた半地下の部屋にそっくりでした。びっくりしました。コンクリートむき出しの壁で、大きくて開かない窓がひとつだけあって、玄関口は十段ほどの階段をのぼった先にあるから天井が高い。マジそのまんまでした。普段あんまりインテリア雑誌なんか見ないし、こんな部屋があったら住んでみたいなという憧れで書いてたし、あとネズミが歌い手だから紫苑はライブハウスを改装して住んでいる、という裏設定があったくらいなので、本当にただの偶然です。

自分の脳内にある以上のことは書けない、っていうのは当たり前なんですけども、完全に想像で書いたと思ったものが実際に存在してたりとか、こんなん無意識かぶりの最たるものではないか、と思ってキョドりながらそのお宅で缶ビールを飲みました。

さすがに夢だったんじゃないかなと時々思って、でも本当に夢だったら精神がもうかなりヤバイ域に達してる気がします。もし首からハチが出てきたら素手で抉り取って範馬勇次郎に弟子入りするつもりです。

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