Entry

今後の活動をどうしようか迷っています

  • 2013/11/12 18:59
  • Category:雑記

冬コミはやっぱりどう見返しても落選でした。準備会さんから郵送でも結果が届いたので明白です。このタイミングで落選か~、と、自分では思うところもあって、今後の活動どうしよう、というようなことを考えていました。

とはいえ、明確に休止を宣言してしまえるほどには、同人活動に対する執着がなくなっているわけでもないし、続き物の続きについて妄想することもあるし、ぽろぽろ何やら出てくると思うと躊躇しますし、しかし例えば冬コミ委託をお願いしてまで、冬に何か出せる体力(作業時間も含めて)があるのかというと、それも疑問で、今まで声をかけて下さった方や、なんとなくここを見守って下さる方を、ただなんとなくお待たせし続けるのも胸が痛い、というような状況です。結論は出ていないし、どうせ休止と言っても続きを書いたら来年前半には復活するだろうし、と思ってるうちにもう11月も半ばになってしまいました。早い。SPEED感。

最近私は、同じ経験を持った者どうしのほうが、そうでない者どうしより、分かり合えるのではないか、ということを自分の文章を通して検証してみたくて、NO.6の紫苑とネズミって、最初は同じ経験が何ひとつない、といってもいいような二人のまま、事情が事情で二人暮らしなんて始めるものの、始めてしまえば、さまざまなことを共有するというか、そうせざるを得ないじゃないですか。で、また別れる。別れた先で、また全然別の、同じ経験を持つ人なんておそらく皆無な状況下で生きていくっていうのが。彼らが、歳を重ねていくにつれて、「同じ状況を経験した誰か」を求めるかもしれない、と考えたら、それはすごく消極的で、消極的なんだけど、若さや情熱とは異なる、決して華やかではない、けれど人間らしい感情ではないか、と思ったりして、そういうことを、書きたいなあとか思ってたりする。

書けばいいじゃん、ってツッコミは当然なんですけども。続きものの「逆風に~」を書き始めたときは、単品のエピソードばかり浮かんでて、そんなこと一切考えてなかったし、しかも当時の自分は全力で変化を避けてたので、最初に考えた結末と違ったようなことを書きたくなるとは思ってなかったので、もう少しここら辺を掘り進めて、というかこれ変な日本語だな、掘り下げて、表現できるようになるまで待ってみたいな、と思うのも正直なところ。同人誌制作は、〆切はあるけど、〆切はない、なんかそういう理解でもいいのかもしれないと思う。私はすごいアホなんですけど、アホなのに真面目だと死ぬんですよね、なんか。夏に今までになく体調を崩してから、いったい時間とは、有限な時間とは何かと思ったり。のようなことを相談していたら、「そんなんセネカ(※ルキウス・アンナエウス・セネカ)が既に紀元前に書いてるし」と言われて「人生の短さについて」と題された本を差し出されて、私はより一層いままで無駄に生きてきたなーこれ、と照れ笑いするほかなかった。自分のアホさ加減を指摘されると笑いたくなるのはなんなんですかね?

知らんし、こういうことを日記に書くなら、書き始めちゃえば書けるんじゃないか、いや、とそれでもまだ逡巡していて、ああ無職だった頃はこんな出だしで悩まなかったのに、ということだけ、働いてお金をもらう日々の安定感より、私は荒んだ生活でも創作がしたかったんだな、と、ないものねだりかもしれないけど、一度経験してしまったがために、悩みながら、ちょっとだけ本業とは別で商業の創作の仕事もしてみました。楽しかったです。苦しかったけど。(※単著とかではないです)生きるってことはお金がかかることですね。

もしかしたら、ただ甘えるな、と活を入れてもらいたいだけかもしれない、意志よわよわの管理人でありました。

Pagination