メモと拍手のお返事。
2013/02/01
（この日記のURLをお気に入りやアンテナなどに入れてる方へ）
現在サイト改装中ですので、お手数ですがトップページから入り直してみてください。この場所は今後更新しないと思います。
→http://6-niche.com/
2013/01/24
急なお知らせになってしまいますが、1/27のC.Cityに委託でお邪魔させて頂くことになりました。
東3ホールL61aの「草冠」さん宅です。（ふらっとご挨拶に行きたいな〜と思っていたら逆に声をかけて頂きました。ありがとうございます！）
ちらほら文庫サイズの本を持って行こうかなと思っていますが、もし冬コミ新刊などついでに気になる方がいらっしゃいましたら拍手から一言くださいませ。
比較的規模の小さなイベントかと思いますので、のんびりまったりお手伝いしつつ楽しみたいと思います。
さて、えー、一度なにか日記を書いて消したりとかしてたんですが（いつもより軍隊のこと書きすぎた…）、読めば読むほどビヨンドは発狂するので、紫苑パパのことばかり考えてしまいますね。キャラより世界観がどうなってるかをずっと考えてしまってよくありません。格差社会とか紛争とか、情報操作とかいろいろ、勉強することがたくさんあって面白いです。紫苑が逆ギレや自己犠牲を乗り越えて困難に立ち向かうような前向きな感じを見てみたいなあと最近は思います。
どんな人も忘れたい過去のひとつやふたつあるというか、すっかりひねくれて惰性で生きてる時期もあれば、自分にもたらされるはずもないような幸福に溺れてみたり、なんかいろいろあると思うので、ぐるっと一周して成熟したひとりの男として生きてる紫苑がいるとしたら、まあそれはもはや紫苑じゃないとも言えるんですけど、すごく魅力的なんじゃないかなあとつい普通にときめいたりします。紫苑てたぶんああいう事件に巻き込まれなければ、お金の儲かるような職業に就きそうにないと思うんですが、たまたま政治の中枢付近に居着いちゃってるのでつまりお金が集まる可能性があって、それは一人で旅とかしてたら常にお金に困りそうなネズミと対照的だなあと思ったり。
いや、やっぱある程度の年齢を考えると生活に目がいってしまうので…。ネズミなんでもできるけど、適当に小さいロボットとか作って売ればいいのかもしれないけど、ああいう状況でなければ役に立ちそうにないスキルしかなさそうっていうか。生活能力低そうな気がしており。ビヨンドでそれがなんとなく確信に変わりつつあります。紛争地帯のレポートを読んでいると、生まれた頃から紛争が常にあって武器とかも手もとにあって生きるというより戦う方法しか学ばなかった子どもたちは、大人になってたとえ政府が持ち直したとしても職が見つからなくて結局また武器を持つ、という悲しいめぐり合わせが多くて、ネズミ自身は違う道を選ぶかもしれないにせよ、西ブロックの子どもたちは失われた時間を取り戻せないんだろうなと思ったりもします。
まあネズミはあさの先生が書くと商才までありそうに見えますけど、自分が生きていくぶんしか興味がなさそうというか…。家族を養ったりとか、経営なんかして元手を増やしたりとか、すごく無理そうに思われる。（あと全然余談だけどクルタ族に似てる）そういうのやっぱり悲しいというか、でも歌がうまいとか、ちょっと笑うしかないみたいな、もちろんギャグという意味じゃないんだけどなんかこう、最終的には情けなくてかわいい男だなと思う感じで。男の監督が撮る邦画にいそう…。
ってものすごく長くだらだら語ってるだけなので酷い日記ですが、戦う話にしようと思って考えてるうちにだんだんなにが男の闘いなのか分からなくなってきました。ビヨンドのネズミは紫苑と敵対しそうにないやっぱり…。敵対するところ見たいのですけど、嘘っぽいなとか。紫苑のほうが逆恨みしてそうで、ちょっと笑える逆ギレもプラスで、なんやかんや紫ネズはかわいいなということです。
とにかく私は紫苑パパがカップリングとは別で大好きなので紫苑パパが脳内ラスボスっていうのがいちばん興奮します。
2013/01/18
とりあえずHARUは申し込みました。あとGWのスパコミも。GWは事情で新刊は出せないかもしれないんですが、申し込むだけ申し込みました。夏も多分申し込むと思います。お前もうビヨンドをどうにかしたらネタ切れなんじゃねえのって、心の声が聞こえないではないんですけどとりあえず無視。誰かがお疲れって私の肩を叩いてくれたら思わず膝から折れそうですけども。でもまだなんか、パラレルとか描いてないネタあるはずだって信じます。自分を。自分で。（だんだんうつむく）
あと少しお知らせですが、「女王の鳴き鳥〜」のシリーズはこの辺で頒布終了とさせて頂こうかと思っています。1巻が完売した時点で続き物の続きだけ出しておくのもなあ…という思いがあり。それと、「白夜の卵」は気づいたら残り数冊しかなくなっていたので、もし通販をお考えの方はHARU前のほうがいいかもしれません。
そうそう前の日記で軍隊のこと一瞬書いたんですが、そんでビヨンド読み返すとやっぱり「軍隊の解体」とあるんですが、バイバロン条約で各都市は武力放棄したはずなのでNO.6はなんか条約に背いて軍隊持ってたの…？ という疑問が新たに湧いてきてしまった。市長しょうがねえなもう…外交とかも放棄してたんだろうな。（あくまで原作が絶対）治安維持のための自衛組織というにはあまりにも統率のとれた軍隊だったからなあ…。なんかそういう戦争代理店みたいなのがあって外注かなんかだと思ってたんですけど、「解体」っていうからには保持してたのだろう。核保有国の方便みたいなアレなのかな…。
そんな感じだと他都市との交易を再開するのもひと苦労というか、調印し直すとかしないと…とまあ、こんなふうにフィクションをガチガチに考えるのも無粋だとは理解しつつ、私は私で納得したいだけなんですHELP!!
しかしほんとにプロットの着地点が見えない、というか紫苑が本当に真面目に政治に取り組んだら同性愛をそもそも否定しそうな気がしてきたんですが。自分がネズミに対して抱いている感情と現実としての同性愛に折り合いがつかなそうっていうか。ソドムの男は火あぶりやで…いやいやそんなアラン・チューリングみたいな悲劇は繰り返されるべきではないよ紫苑さん……。（呼吸するようにキャラに話しかけるヲタク）
アレがアレなのに新都市を民主主義でかためちゃっていいんでしょうかとかアレ…政治と宗教の話したら喧嘩になるから天気の話にしろってよく言うじゃないですか。だから私も政治の話をこれ以上追求したら当局に抹殺され（ry 司法と立法機関があるらしいから法治国家なんでしょうけども。君主国から共和国になるって感じ？ それとも絶対君主制から立憲君主制（←これだと今の日本、ただし民主主義国家なので天皇を元首とすべきかは諸説ある）になるの？ どちらにせよ市民革命からの民主政導入をモデルにすると見えてくるのかな、というところらへんまでたどり着いたような気がします。気のせいかもしれない…。あの状態の都市で統治者が民衆になるというなら10年じゃ足りないだろうなとは思います。戦後50年経ってる日本を見て…！
という思考の迷宮を経て、勉強してるうちに政治のニュースが分かるようになってきたので本当にNO.6にハマってよかったと思いました。今まで全然分からなかったのに…金融緩和の話に自分がついていけるようになるとはまったく思ってなかった。というか興味がなかった。まさかほもから政治に興味を持てるようになるとは…もう自分の中で何が起きても不思議じゃない。10年後タイムマシン発明したりするかもしれない。（※さすがにそれはない）
ついでにパタリロを読み返していたら、情報部とか公安とか出てくるのいいな…と思ってしまって、紫苑VS紫苑を捨てた人たち（＝パパ＆ネズミ）のかわいそうな対立構造だけでなく、やっぱ三つ巴くらいの醜い覇権争いとか書けたら面白そうなんですけど、さすがに第三勢力って他都市だろうし、「内の者」「外の者」で争ってたらそれどころじゃないし、というか「旧勢力を一掃」があるってことは「新勢力」の定義ってあるんでしょうか…？ 旧勢力が旧NO.6のお偉いさん方だとするとぶっちゃけ楊眠おじさんも新勢力側だったんじゃね？（あっ今私余計なこと考えた）派閥争い？ あーでもほんと政治の話は喧嘩になるといけないから、一旦全部組み立ててから全部壊して天気の話を書くしかないな、と。金属探知機で金見つけましたぐらいにとどめるのがいいな、と。
◆追記
拍手からツッコミを頂きまして、NO.6は確かに条約に背いて軍隊持ってた（けど別に驚かないと紫苑がコメントしている）と明示されてると教えて頂きました。ありがとうございます…！完全ガイドも読み返します！
◆さらに追記
拍手からバイバロン条約に関するすごく詳しい解釈とコメントを頂きました。ありがとうございます。「武装」の範囲についておっしゃる通りだと思い、また改めて考えさせられるところだと思いました。原作本編でも「軍隊」という呼称が露骨すぎて引っかかったことを思い出しましたが、「治安局に所属」と考えると治安維持組織という見方が（苦しいにしても）自然なのでしょうね。ようやく分かってきました。
みなさん私の甘い考えと疑問に対し的確な助言及びコメントを本当にありがとうございます…！ またなにかおかしい点があればどんどんつっこんでやってください！（書き始めたら無理しても突っ走る傾向にある自分を止めたい…！）
2013/01/10
地道に資料を集めています。政治のことが皆目分からないまま大人になってしまったので一番簡単な政治の本を読もうと思って買ったら某さんと同じ行動をとっていたことがあとから判明し、もしさらに多くの日本人が我々と同じ行動をとっていたとするとビヨンドは間接的に日本人の参政意識を改革した聖典ということになる。さすが児童書です。私の二次創作が結果BLにしかならないことが非常に残念です。でも書かないと死ぬ。
そして昔資料にしていた戦争論っぽいものを読み返したり、レアメタルの基礎を学べる本を読んだり、メンズスーツの仕立てについて学んだりしているうち、なんとなく今ちゃんと読むべきは「太陽の黙示録」なのではないかとの天啓があり（※本当に寝起きに急に思いついた）、政治の勉強をちょっとしたぐらいではまだムズイと思って漫画喫茶で苦しんでいたら、二つに分断された日本と第三の国ってどっかで見た構造だなあと思い、あとなんか海底に眠る二種類の資源とか北日本の共産主義化とかいろいろ考えさせられました。あ、モチーフになってるのは三国志演義だそうです。とりあえず群雄編に出てきたヒロインの女がムカつきます。
私はいまだNO.6という都市の資源とか全人口とか法律がどんな感じだったのかとか軍隊があったっぽいけどマジかとかツキヨが紫苑のもとに残る設定を自分がスルーしてたことに対する無念さとか割り切れないものをいっぱい抱えているんですけど、そんなんどうでもいいから紫苑とネズミには幸せになってほしくて、でも人間の男二人が幸せになるにはどうあっても社会は必要だし、すごいジレンマ…。幸せというものが心中などによってもたらされるという価値観を貫くなら、あるいは結婚制度に幸せを託すのもまた素晴らしいのですが（結婚式は本気でやってほしいですウェディングネタ大好きです）、今までの自分の戦いはなんだったのかってことになるのでそうもいかないわけで、あと私は萌えを外注できない困った性質なので、脳をフル稼働させる以外にこの苦しみから逃れる手段がありません。助けてって言いたいのはこっちだよチクショウ！
どう考えてもかわぐちかいじより小松左京のほうがリアリティがあると思うのですが、小松左京はジャーナリストより情のない文章を書くので（それはSFとしては正しい手法）、あいだをとって伊藤計劃の「ハーモニー」がおすすめですが、分割統治ネタではマジメなほうの村上龍とかスティーブン・キングも捨てがたい。私は以前オリジナルを書いて普通の人（ヲタクでない）に読んでもらったところ「事件の起こらないスティーブン・キング」と言われ、それは砂のない砂漠とか水の出ない水道とかそういう意味ですね、と思って凹みました。なのでこうして長い話を書くときは内容がある話をぜひ書きたいと思います。努力…うう。感情にスポットを当てすぎると背景をイメージしにくくなるだろうし、かといって叙事詩みたいにするともはやBLじゃない、そういうややこしいこと抜きにエロスに溺れてくれたら嬉しいんですが…。ほんとネズミが芯から攻めだったら二人で愛の逃避行してくれただろうにな…。
とか言っているうちに、だんだん紫苑委員がかっこよく見えてきて、紫苑委員まぶしい、という思いで今いっぱいです。紫苑は政治家には決して向いてないと思いますが根本的に頭がいいのでディレクターとしては一流になれる気がします。ネズミは人を使うの上手いけどその武器が美貌とかアホみたいな理由付けしかないので本当に将来が楽しみです。10年以上経ったあとの世界を見たいな…と思うのでやっぱ今回はかなり先の未来を書かなきゃと思いました。
昔は、というか初めてNO.6を読んだ頃はネズミが好きで仕方なかったのですが、いろんなキャラの視点をさまよっているうちに紫苑を大好きになり、その紫苑が全面的に愛しているネズミをまた根拠もなく好きになり、私がこれほどブレまくっているのに肝心の紫苑とネズミそれぞれに関してはうまくいく気配すらない、そこがあまりにも面白いなと思います。
もっと絵が上手かったら漫画で描くのにな…いや文も上手いわけではないですけど、なんていうか話作るセンスが全然ないんじゃないかと毎回絶望するんですけど、聖都市の黙示録を灰の中から掴むまでは死ねない…
2013/01/04
今年もよろしくお願いしますマトノです。今年も被害妄想全開でいきたいと思います。（どんな抱負！？）
●自家通販をお申込み頂いた方には、昨日メール便にて発送しましたので、近日中にはお届けできるかと思います。もし一週間経っても届かないようでしたらご連絡くださいませ。
さてさて、年も明けましたし冬コミ新刊も自家通販に加えたいなと思ったりしていたのですが、3日の明け方くらいから今日まで丸二日寝こんでました。ウィルス性の胃腸炎かなにかだと思います。死ぬかと思いましたがやっとそろそろ回復の兆しが見えてきました。（通販の処理は石鹸で念入りに手を洗ったあとポカリを買いに行くついでにやりましたので大丈夫だと思いますがすみません…）
サイトも全部スクリプトにしようと思っていろいろしてたのに全然進んでませんびっくり。もし冬コミ新刊すぐ欲しい方がいらっしゃいましたら、通販フォームのメッセージ欄に書き添えて頂けましたら対応もできます。
新年早々やばいので今年も厄祓いに行こうと思います。（去年は厄祓い行った翌日のぷろく2後に39度の高熱を出したという…虚弱…）
びよんどの話は少し書き始めていて、でもレアメタルの資料集めすぎて今ちょっと何やってるのか分からなくなってきました。そんな言うほど関係なくね…？ って思ったりしてますが。でもあさの先生は単語を読まないと…単語を…。レアメタルとエネルギーってけっこう近い（近い？）気がするのでエネルギー戦争ネタと絡めてもいいかなーとか思っています。いずれにせよそんなやたら壮大なホモ誰も読みたくないだろってときどき正気に返ったり。いやでも原作が既に壮大なホモだよね？っていう。NO.6の魔力は恐るべきものが…。
私はかなりこう紫ネに酔っ払ったまま生きているので、紫苑がネズミ以外の人に手を出すくらいなら風俗にハマるんじゃないかぐらいのポテンシャルを信じているので、愛や恋より風俗を信じているってどういう…、人として終わってるだけだと思うのですが、ダークな紫苑が大量に女をはべらせてるのもまたよしと思って、テクニシャン怖いっていうか、よくあの外伝からそういう想像できるなって自分でも思うんですけど、ネズミがどう見ても極端なダメ男（ヒモ系？）に進化しそうだし、今までの傾向では見えなかった感じを書きたいです。（意気込みだけかよサンキューです!!）
普段わりと真面目なものを書いていると思うんですがほんとのほんとは笑いを信じているだけだと思う…笑いというか悪ふざけ大好きです。紫ネだったら私は紫苑が攻めのまま妊娠してもいいと思うので…新生NO.6を二人の子どもだと思って守り育てる聖母攻めいいんじゃないですか。
そろそろ友だちをなくしそうなので黙ろうと思います。ほんと…ウィルス性胃腸炎は脳まで冒してくるから怖い。（それウィルス無罪!!）みなさんもどうぞお気をつけ下さい。罹ってしまったらすごくつらいけど丸二日寝込むくらいで免疫陣が戦ってくれます。前パラレル書いたときに読んだ免疫学の話を読み返しながら乗り切りました。レアメタルの本もいつか何かの役に立つと思います…！
脚注：★ウィルス性胃腸炎→訂正：ビヨンド性胃腸炎
